40年前のアラサーと私。

 お久しぶりです 事務局RIKAです。
山下洋輔 新編 風雲ジャズ帖を読みました。
40年の隔たりというか、歴史は大きいなというのが大まかな感想です。




山下洋輔というと 日本のフリージャズの先駆者であり未だ現役で走り続けるミュージシャン。

でも、よちよちの私が 山下洋輔と出会った(一方的にですよ)のは、以前の記事にも書いた NHK放送の スコラ で、ホント最近だ。
初めて見た山下氏は ごきげんなおっちゃんで今思えば、演奏も中学生がいるからかそんなに無茶苦茶な難解なことはしてなかったように思う。

第一印象 優しいごきげんなおっちゃん 山下洋輔氏の本。

内容は
ブルー・ノート研究
各地での演奏旅行のエッセイ
ピアノ講座
の3部構成。

やはり、面白いのはエッセイの風雲ジャズ帖の部分である。

1970年代初頭、山下氏がまだアラサーの頃。
アラサーというと、今の私とそう歳は変わらない。
40年前のアラサーである。
40年前のアラサーは・・・と一くくりにしてはいけないが、
兎に角「無茶苦茶」という印象を持ってしまう程の破天荒ぶりが書かれている。

70年初頭というと、私の中では72年の連合赤軍の事件や60年代からの過激な学生運動のイメージ。
いわゆる昭和感満載な時代のような気もする。

随所に グガン・グガン と書かれている。
グガンはこの曲。
http://www.youtube.com/watch?v=8i_-ZdXmy9M

有名なピアノ炎上の話http://www.youtube.com/watch?v=x34cIKPZ-ug

も勿論のこと、あちこちでピアノの弦を切りまくり、ペダルを壊す。。。
形あるものは壊れるし、弦はいつか切れるものだが、よく切っているのでは???
と思う。まさに支配人泣かせ(苦笑)

もてたいが為に始めたジャズメンの道だけど、可憐な娘さんはフォークへ流れる。
市民会館やジャズ喫茶で演奏すると、騒音だと苦情が入り演奏禁止になったり。。


あれー????
なんだか思っていたより不遇ではないのだろうか??
読む前は 50年代後半からのモダンジャズ全盛期に入り 日本でもジャズブームでジャズ喫茶があちこちにあってジャズメンも一杯で さぞ楽しい時代だったに・・・と想像していたが、結構いつの時代も音楽を続けるのは大変なんだろうか??
音に関しては今はよっぽど許容がある。
ピアノは炎上させないけどネ。。。。

読んでいると、当時のアラサーの パワーを感じる。
今の私にこれだけのパワーはあるのだろうか??

タイムスリップできるなら、覗いてみたいぐらい。
覗くだけね。 多分参加したら、パワーにあてられて疲れてしまいそう。。。

フリージャズというと、ちゃんと知るまでは 調性を無視したジャズというぐらいにしか思っていなかったけど、あれこそ理知的でいながら瞬発力がないとできないジャズではないだろうか?

40年前のアラサーは今より ずっと 大人で ずっと子供だったということか。。。



と、風雲ジャズ帖部分にだけスポットを当てたが、

ブルー・ノート研究の部分は譜例が多く載っており 丁寧に解説されているので、これからブルー・ノートを勉強する人には参考になるかと思う。脳内ピアノ弾くのに必死だった(笑)

音楽の授業的な ピアノ講座も私的には、音楽に対する姿勢の講座。




コメント
どうしたんっ?マジに勉強してるやん。
  • 大友
  • 2011/08/15 7:26 AM
大友様> 夏休みだから。補修です(笑)
  • RIKA
  • 2011/08/15 2:15 PM
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